2025/3/21

16.健康管理よろしくです。

「最近、ブログの更新が止まっているから生存確認をしようと思ってた」
東京でお世話になっていた三線サークル「美ら唄俱楽部」の代表からありがたい連絡をいただきました。
「1月に心臓のカテーテル手術をしたけど、今は全然大丈夫ですよ!」と返事をしたら「自分は去年、脳動脈のカテーテルをやったよ」・・・って、驚きの返信(笑)
 お互い同い年(65)ですから気をつけたいのは健康ですね。
 そこで今回は、当ブログを読んでくださった方に病気の発見から治療まで実際の体験談をお話ししましょうね。(三線は一切関係ないけど・・)
 
 まず、2024年3月までは会社勤めをしておりましたので人間ドックは毎年受診しておりました。63才で退職しましたが、退職前3年間の健診結果は年ごとに良くなる数値が出ており、50才代の頃と比べても退職直前(2023年6月)の人間ドックの結果の方が良かったくらいです。
 2024年7月のある日、久しぶりに献血でもやるかと立寄った献血ルームで「前回の人間ドックから1年経ってますから心電図検査をしましょうね」と言われたのでもちろん承諾したものの、しばらくしてルームに常駐しているお医者さんが神妙な顔で「過去に心臓の異常を言われたことはありませんか?」というので、「昨年までは毎年人間ドックを受信していたが指摘されたことは一度もありません」と答えてその日は帰りました。
 猛暑のせいかなぁ・・・などと素人判断で無視していたのですが、3年ほど前から自宅で測っている血圧測定器の結果表示にふと目をやると「不規則脈波」の表示が最後の人間ドックを受けた翌月からほぼ毎日出ていたことに気づいたのです。
 あわてて病院に相談に行ったら「不整脈」の診断。「放置すると心臓が血液を上手く送り出せないことで血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞になる可能性が高い」とのこと・・(泣)
 「投薬治療の他にカテーテル・アブレーションという物理的な治療方法もありますよ」とのことでしたので根本治療を希望する私としては手術を選択することにしました。
 ところが、いざ手術の日程を相談しようという段階になって、いきなり血尿が出たり、不眠の症状が出たり、挙句の果てには腎臓の数値が著しく悪いとか、肺に影が見えるとか、佐世保市の健康診断で「直腸カメラで再検査をするように」と・・・「もう、好きにしてくれ!」と言いたいくらいでした。
 それでも何とか1月21日に手術を終え、その日を境に不眠の症状はまったくなくなり、新しく購入した家庭用心電計も「正常な洞調律」という表示が毎日続いています。
 皆さんにお伝えしたいことは、献血でも何でもよいから「健康診断は積極的に受診すること」「異常があったら悩む前に専門医で早く対処してもらうこと」「健康に投資をすること」です。
 カテーテル・アブレーション手術は約250万円ほどかかるそうですが、保険適用や高額医療費の還付対象になっているので、実際に病院に支払ったのは入院費や雑費も含めて14万円程度。前後に服薬や検査で診療費などはかかりますが、脈拍も心動も正常そのものになり、今日もスポーツジムでトレーニングをしてきました。
 咲き始めた桜や九十九島に沈む美しい夕日を自分の足で歩いて見に行けること、三線サークルも滞りなく開催できていることに幸せを感じる今日この頃です。