2024/7/17

11.サークルの近況2024.7

 サークルを立ち上げて2ヶ月ちょっと・・・メンバーも少しづつ増えて15名となりました。
 昨日は「ホームページを見た」と新規の見学者もお越しになり、明日も1名見学に来られる予定です。
 少しペースが早いかな?とも思いますが、安波節、新安里屋ゆんた、涙そうそう、島人ぬ宝、童神、娘ジントヨーとメンバーさんには次から次に工工四を提供するので、戸惑いもあるかと思いますが皆さん笑顔で出席してくれているので嬉しい限りです。
 4月から参加のメンバーさんには「遊びションガネー」に挑戦していただいていますが、未経験者が多い当サークルで、せっかく覚えた運指を「中位弾き」で教えるものだから頭の中はパニックっていることでしょうね?(笑)
 これは私がSというわけではなく、曲目が増えれば「中位弾き」や「二揚げ」「三下げ」の調弦も避けては通れないので、曲の初めから最後まで「中位弾き」で通せる遊びションガネーを選曲したものの、歌は結構苦労しているようです。ムフフ・・・(Sではないです)
 
 そういえば、昨日見学にみえたTさんは、経験者で八重山民謡を習っていたとのことですが、なんと仕事の関係で赴任していた中国で教えた先生も中国の方とのこと。沖縄に近い台湾や、戦前戦後に移住者の多いハワイやブラジルで三線をされている方が多いのは知っていましたが中国は初めて聞きました。
 何か一緒に弾きましょうか?と誘ったら「真南風乙節(まふぇーらつぃぶし)をお願いします」・・って、
沖縄本島の人もほとんど知らないようなコテコテの八重山民謡だったのでとても驚きました。
 この曲は、4年ほど前に熊本で出会った石垣出身の人に教えてもらったのですが、「発音は分からないけどキレイな旋律だなぁ・・」と唄三線に取組んだのですが、歌の意味は何とも悲しい物語。真南風乙とはとても美しい女性の名前なのですが決して幸せではなく、5才で母を、7才で父を亡くし親戚に預けられたものの重労働にかり出されコキ使われ続ける生きざまは哀れでならないものです。私が知っているのは10番までの歌詞ですがそれ以降の歌詞で最後は良い伴侶に恵まれますようにと歌っているのだとか?
 唄三線は奥が深いなぁ・・・